整形外科

整形外科では、主に運動器の疾患を診察しています。 運動器とは、骨や関節とそれを取り囲んでいる筋肉やそれらを支配している神経系からなります。手や足や背骨、腰などに痛みがある場合、怪我をした時には早めの受診をおすすめします。

診断・治療

対象疾患は、交通外傷や労働災害などに代表される打撲や捻挫、骨折などの他、下記のような疾患があります。
筋力の低下、加齢や肥満などをきっかけとし、膝の関節機能が低下し、膝軟骨や半月版のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液が過剰滞留し痛みが出ます。

椎間板ヘルニア

身体の中心に通る背骨は24個あり、この骨と骨の間には椎間板と呼ばれる軟骨があります。これがクッション剤となっていますが、老化や激しい運動により椎間板が外に飛び出し神経を圧迫し痛みやしびれを引き起こしてしまう病気です。

脊柱管狭窄症

背骨に脊柱管という脊髄神経が通る管があり、なんらかの原因でこれが狭くなり、腰痛や足のしびれなどを起こす原因となります。

骨粗しょう症

骨がスカスカの状態によりもろくなった状態になる病気です。わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。
関節リウマチ:手や腕、足やひざのあちこちの関節が、炎症を起こして腫れて痛くなる病気です。女性に多く、朝関節のこわばりが出てくるのが特徴で、進行すると関節の動きが悪くなったり、関節が変形したりすることがあります。

五十肩

症状は、「肩から腕にかけての痛み」と「腕の動きが制限されること」の2つです。
肩関節およびその周辺組織の炎症を肩関節周囲炎といい、これを五十肩とよんでいます。
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